鈴木啓資スズキケイシ
静岡県出身。ピアニスト、指揮者、ドホナーニ研究者として活動。奈良国立大学機構奈良教育大学教育学部准教授。
静岡県立藤枝東高等学校を経て、東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。在学中に短期留学奨学金を得て、フィンランドのシベリウスアカデミーに留学。ハンガリー政府Stipendium Hungaricum奨学生として、ハンガリー国立リスト・フェレンツ音楽大学大学院ピアノ科修士課程をナードル・ジョルジ、ファルカシュ・ガーボル各氏の指導のもとで首席修了。帰国後は給費奨学生として東京音楽大学大学院博士後期課程に在籍し、村上隆、ファルカシュ・ガーボル、川上昌裕（以上ピアノ）、村田千尋（音楽学）各氏に師事。2021年にドホナーニ研究で博士号（D.M.A.）を取得した。
2017年、リストの世界的権威、Leslie Howard氏が審査委員長を務めるThe Liszt Society International Piano Competition（イギリス）にて優勝。氏に音楽性と才能を認められた。
第37回ピティナ・ピアノコンペティション2台上級部門ベスト4賞、第14回大阪国際音楽コンクール2台ピアノ部門第2位(1位なし)、第18回国際ピアノデュオコンクール音楽之友社・ムジカノーヴァ賞、2021クララ・シューマン国際コンクール室内楽プロフェッショナル部門第2位など、アンサンブルでも高く評価されている。
2014年から指揮者としての活動もしており、その指揮によって作り出される音楽は好評を得ている。指揮活動の中でも、ピアノ協奏曲の弾き振りには活動当初から特に力を入れており、ライフワークとして位置づけている。
ハンガリーのAnima Musicae室内管弦楽団や自身で立ち上げたアルディフィルハーモニー管弦楽団、ヴェンティノーヴァ管弦楽団、エト・フィルハーモニクス・ゼネカーなどと弾き振りで共演するなど、積極的に活動。
研究者としても活躍しており、ハンガリーの音楽家、ドホナーニ・エルネーの直系の流れを汲む、日本人唯一の研究者として知られている。
ハンガリー留学中の2016年から研究を始め、2020年にはドホナーニ没後60年を記念して「ドホナーニ・プロジェクト」を立ち上げ、現在も継続している。
2022年7月に日本人初となるドホナーニのピアノ独奏曲に特化したCDを発売し、『レコード芸術』誌上で特選盤に選定される。
音楽之友社『ムジカノーヴァ』誌上にて、連載「ドホナーニの作品世界へようこそ」、「はじめてのドホナーニ教則本」の連載を担当。
ドホナーニの日本初演や多数の論文執筆、講演などを行い、ドホナーニについて演奏と研究の両面から発信をしている。
平成30年度島田市芸術文化奨励賞受賞。
- 演奏楽器
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- ピアノ
- 指揮
- ジャンル
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- クラシック
- ポップス
- クラシックを専門に学んできましたが、ジャンルを制限することなく柔軟に対応いたしますので、ご相談ください。
- 演奏可能エリア
- 奈良県
、
栃木県、 群馬県、 埼玉県、 千葉県、 東京都、 神奈川県、 山梨県、 長野県、 岐阜県、 静岡県、 愛知県、 三重県、 滋賀県、 京都府、 大阪府、 兵庫県、 和歌山県
関東、中部、関西を中心に活動しておりますが、日本全国対応可能です。ご相談ください。
演奏実績など
Dohnányi Project（2020年～継続中、関東圏、関西圏、海外における演奏会プロジェクト）
学習院OB管弦楽団第86回定期演奏会（指揮）
学習院OB管弦楽団第83回定期演奏会（ソリスト/ドホナーニ：ピアノ協奏曲第1番の日本初演）
鈴木啓資ピアノコンサート（奈良県磯城郡三宅町）
St Mary’s Perivale Tuesday Afternoon Recital no.105 Keishi Suzuki（ロンドン）
Liszt Festival出演、メダルを授与される（ドイツ・シリングスフュルスト）
これまで日本各地のみならず、アメリカ、香港、台湾、タイ、ハンガリー、フィンランド、イギリス、ポーランド、オーストリア、オランダ、ドイツ、ベルギー、イタリアなどの国で演奏を行い、国際的に活動している。
