出演者

水谷川優子 (チェロ)
5歳よりチェロをはじめ、桐朋学園女子高等学校音楽科、同大学ディプロマコースを経てオーストリアのモーツァルテウム音楽院首席卒業・大学院修士修了、イタリアのサンタ・チェチーリア国立アカデミー・ソリストコースに学び、数々のコンクールで優勝・受賞を重ねた。現在は日本とドイツを拠点にソロ・室内楽奏者として活動、邦楽アーティストとのコラボレーションも多い。近年はアラブ諸国、アジアにも招聘され活躍の場を広げている。日本では通常のコンサートの傍らでホスピスなどの施設訪問コンサートと、奉納演奏(伊勢神宮第62回遷宮奉祝行事、熊野本宮大社御創建2050年奉祝式年、京都・東寺では真言宗立教開宗1200年記念奉納演奏など)をライフワークとしている。スペシャルオリンピックス日本・東京チャリティコンサート・プロデューサー。黒田亜樹とのアルバム「Black Swan〜ヴィラ=ロボス作品集」がNY Public Radio ベスト新譜に選出。NHK FM「長崎・祈りの音色」(出演・演奏)で第 73 回文化庁芸術祭優秀賞を受賞。唯一無二のユニークな存在としてラジオやテレビ番組の出演も多い。

マーク・ゴトーニ (ヴァイオリン)
フィンランドを代表するヴァイオリニストの1人。21歳でブラームス国際コンクールに上位入賞しデビュー、以来ヨーロッパをはじめとして北・南米、アジア、アラブなど世界各国でソリスト、室内楽奏者として活躍している。過去にミュンヘン室内管弦楽団、チューリッヒ室内管弦楽団、ヨーロピアン室内管弦楽団(音楽監督兼任)コンサートマスター、ラウマ音楽祭音楽監督を務め、現在サボンリンナ・アカデミー室内楽部門監督。「モーツァルト・ピアノ四重奏団」のメンバーとしてドイツMDG社と専属契約し多数のCDをリリース、第1回「オーパス・クラシック(The OPUS KLASSIK)アワード室内楽部門 受賞。シュレースヴィヒ=ホルシュタインやカザルス・フェスティバル(プエルトリコ、プラド)、クフモ、ボン・ベートーヴェンなど世界の著名な音楽祭や、主要ホールによる主催コンサートに招聘されるなど活発な演奏活動の傍らで、ベルリン芸術大学ヴァイオリン科主任教授として後身の指導にも情熱を傾け、各国でマスタークラスを行っている。

黒田 亜樹 (ピアノ)
東京芸術大学を卒業後、ペスカーラ音楽院現代作品演奏科を最優秀で修了。
現代音楽演奏コンクール〈競楽〉優勝、朝日現代音楽賞受賞。スペインジローナ20世紀音楽コンクールにて現代作品特別賞受賞。これまでに40枚以上のCD録音に関わり、アメリカオドラデク・レーベルよりリリースしたCD《火の鳥〜20世紀音楽 ピアノ編曲集》は、英BBCミュージック・マガジンで五つ星、〈レコード芸術〉特選盤に選ばれる。作曲・編曲・即興など活動は多岐にわたり、《ファイナルファンタジー ピアノコレクション》《タルカス/展覧会の絵》などの録音は、世界中のファンに親しまれている。欧州各国をはじめ、イラン、アルバニア、キプロス、中国、ロシアなどの音楽祭で新作初演多数。室内楽奏者としても縦横無尽なスタイルで世界的著名演奏家と共演を重ねる。「東京現音計画」メンバーとして、サントリー芸術財団第13回佐治敬三賞を受賞。
ピアノ演奏法の優れた教師としても知られ、国際コンクールの上位入賞者を多数輩出。元ペスカーラ音楽院教授。現在、イタリア・リドット音楽院教授。全日本ピアノ指導者協会(PTNA)副会長。
申込・お問合せ
※未就学児童の入場はご遠慮ください。
お問い合わせ先 |
川上村教育委員会 TEL:0746520144 kyouiku@vill.nara-kawakami.lg.jp 主催:川上村教育委員会 |
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会場
川上総合センターやまぶきホール
奈良県吉野郡川上村大字迫1374-2